2016年11月18日金曜日

小さな手に大きな柿。

乳児クラス保育 活動報告
普段子どもたちが遊んでいる園庭には柿の木があります。
 いつもいつも見ている柿の木ですが、9月頃から変化がありました。「ねぇ、これなあに?」と指差した先には緑色の実がありました。子どもたちの興味はどんどん広がります。「食べられる?」「おいしい?」と目を輝かせながら保育者や幼児クラスのお兄さん、お姉さんに尋ねます。日が経つにつれて、どんどん大きくなっていく緑の実。「柿っていうんだよ」とお兄さんたちにおしえてもらうと、子どもたちは園庭に出るたびに柿の観察をしていました。観察を続けていると「オレンジになった!」と新しい発見がありました。1つ、また1つと緑色からオレンジ色になる柿が多くなり、子どもたちは「また増えた!」と大喜び。食べられる日を心待ちに過ごしてきました。
そしてついに117日に大きくなった美味しそうな柿を収穫しました!保育者に抱っこしてもらって「よいしょ!」と柿を引っ張ります。自分の手より大きな柿を持ち「取れたよー!」とにっこり。ずっと上を向いて眺めていた柿が、手の上にあることを喜び、感触を味わったり匂いをかいでみたり楽しみました。
収穫した柿はおやつの時間にみんなで食べました。目の前で切られた柿を見て「種がある!」と気づいた子どもたち。いつも給食で食べる柿はもう切られた状態で種は取られているので、初めて見る種にびっくりした様子でした。「美味しい!」「サクサクする!」「もっと食べたい!」とオベリン産の柿は大盛況!1人1つのはずでしたが、内緒で2つ食べたお友だちもいました。
まだまだたくさん実っている柿。次に食べる柿はどんな味がするのかな~?
(オベリン保育園 佐久間景)