2016年11月22日火曜日

馬小屋ってどんなとこ?どんなにおい?

幼児クラス保育 活動報告
12月になると、子どもたちが楽しみにしているクリスマスがやってきます。幼児クラスでは保育園で行われるクリスマス礼拝で降誕劇を演じます。毎年この時期イエス様が生まれた馬小屋の雰囲気を子どもたちに感じてもらおうと牧場を訪れているのですが、今年も神奈川県愛甲郡にある服部牧場を訪問しにいきました。それに加え今年度は、イエス様が誕生された意味を子どもたちが感じ、それが降誕劇を演じる子どもたちの手がかりになればという願いがありました。そこで前日、子どもたちに迷子になった1匹の羊を羊飼いが探す聖書のお話をしました。その中で、“神さまはみんながどこにいても見つけて愛してくれているんだよ”と子どもたちに伝えました。
そのお話しを胸ににぎやかに牧場へ出発しました。牧場内は異年齢の縦割りグループで見学しました。ウサギ小屋では後ろで見えないお友だちに場所を譲っていたり、「こっちなら見えるよ」と見えるポイントに連れて行っていたりして小さい子を気遣う4.5歳児でした。牛舎では牛がとても近くにいるため「こわい・・・」と立ち止まる3歳児でしたが、「こっちにおいで」「手をつなごう」とお兄さんお姉さんの励ましとの声と、一緒にいてくれることで安心している姿がありました。牛や馬の大きさに驚き「こんなところで生まれたイエス様は大変だ・・・」と回りを見回していたり、たくさんの羊を見て前日のお話を思い出し「どれがどれだかわからない」「いなくなってもわからない」と羊飼いの大変さを感じたりしていました。牧場見学の後に楽しみにしていたお弁当は「メエ」「メエ」と羊の鳴き声が聞こえる心地よい暖かさの中でおいしくいただきました。
これから降誕劇を演じる子どもたちが牧場で見たこと感じたことを思い出しながら自分なりの役を作り上げていく姿がとても楽しみです。
(オベリン保育園 小泉のぞみ)