今年度もあそびの森がスタートしました。
6月ということもあり、前日の天気予報では雨が降ると予想されていました。
「あそびの森行けるかな」
そんな話を子どもたちとしながら当日を迎えました。早朝に強く降っていた雨も、子どもたちが保育園に来る頃には小雨になっていました。
子どもたちは「先生あのね、昨日お家でてるてる坊主作ったんだ」と嬉しそうに話し、あそびの森に行けることを喜んでいました。そんな思いが届いたのか、バスに乗るころには雨もほとんど上がり、レインコートなしで出発できるほどでした。
おうちの人に手を振って出発‼
バスの中でもワクワクは止まりません。初めてのあそびの森。「何しようかな」と友だちと話していました。バスが下り坂に差し掛かると、「坂道だー‼」と声を上げて喜んでいました。
6月ということもあり、前日の天気予報では雨が降ると予想されていました。
「あそびの森行けるかな」
そんな話を子どもたちとしながら当日を迎えました。早朝に強く降っていた雨も、子どもたちが保育園に来る頃には小雨になっていました。
子どもたちは「先生あのね、昨日お家でてるてる坊主作ったんだ」と嬉しそうに話し、あそびの森に行けることを喜んでいました。そんな思いが届いたのか、バスに乗るころには雨もほとんど上がり、レインコートなしで出発できるほどでした。
おうちの人に手を振って出発‼
バスの中でもワクワクは止まりません。初めてのあそびの森。「何しようかな」と友だちと話していました。バスが下り坂に差し掛かると、「坂道だー‼」と声を上げて喜んでいました。
「今日は(小山田緑地の中の)アサザ池に行くよ」というと、「どこにあるの?」「遠いの?」と子どもたちは興味津々。近くに合った地図で場所を確認することに。それを見て、「ふーん近いんだね」という子どももいれば、「歩くと思ったよりも遠いんだよ~…」と以前来た時の事を思い出す子どももいました。
アサザ池まで行く道を探検すると、葉っぱで出来た長いトンネルや、空まで届きそうな大きな木や竹を見つけました。一つひとつの発見が楽しくて仕方がないようでした。そして、葉っぱのトンネルを歩いていると「ポツポツポツ」と音が。雨が葉に当たる音でした。「レインコート着よう」とレインコートを着て探検を再開しました。
しばらく行くと、切り株を見つけました。そして切り株の横に白いキノコを発見。
「キノコだ」「虫いるかな」とじっくり観察が始まりました。「アサザ池にも何かあるかな」と今度はアサザ池を目指しました。そしてアサザ池に到着。
「梅かな?それとも桃?」見るだけではなく、触ったり嗅いだりしていました。蓋が虫眼鏡になっている観察ケースに入れみようとする子もいました。嗅いでみた子どもたちは「くさい!」と大笑い。保育者も嗅いでみると、植物独特の草の香りがしました。
また、雨の森は元気な虫たちがいっぱい。バッタ、アメンボ、名前の分からない黒い虫…。
見つけた虫に興味津々の様子。
そんな中、「カエルいないね」
雨の日には必ずいそうなイメージのカエルは姿が見えません。しかし、「ケロケロケロ」と池の奥の方から声が。姿は見えませんでしたが、カエルの鳴き声からその存在を近くに感じているようでした。
雨が強くなってきたので、おにぎりは保育園で食べることに。バスまでの帰り道も大盛り上がりです。「水たまりだー‼」長靴で水たまりの中をバシャバシャ歩き、全身濡れながら雨の中を散歩しました。
保育園に帰り、待ちに待ったおにぎりタイムが終わると、今日見たキノコは何だろうという話しになりました。「これじゃない?」「きっとそう!」と友だちと図鑑を見ながら真剣に調べていました。
そして、「先生、次も行くよ!」と保育者にまたあそびの森に行きたいと嬉しそうに話していました。
今年度初めてのあそびの森は、雨となりました。晴れとはまた違う姿の森。雨の音や香り、水たまりの冷たさなど五感を使って感じた子どもたちは、そこから何を発見したのでしょうか。晴れの日に感じることができる自然や森の姿も、雨の日に感じることができる自然や森の姿も、子どもたちにとって最高の遊び場となり、そんな瞬間を共に楽しんでいく一年に出来たらと思います。
次回のあそびの森は9月5日(土)です。この季節ならではの自然を子どもたちと楽しめたらと思います。またあそびの森で会えることを楽しみにしています。
YMCAオベリン保育園 荒井