2020年10月12日月曜日

本場の人・味噌に触れて

 【YMCAオベリン保育園】大豆活動のご報告

「これは、ほんとに、石井味噌だ」

 以前、大豆図鑑の中に”小さなおじさん”(味噌職人)を見つけてからずっと気になっていた石井味噌。「食べたいなー」と図鑑の小さなおじさんに出会う度に言っていた姿から、サプライズで保育者が石井味噌を発注! 子どもたちにその事を知らせると「やったーー!」と大喜びでした。


 届いた箱を給食室の冷蔵庫に取りに行くと、箱の上から匂いを嗅ぐ子どもたち。


「もう、味噌の匂いする!」

 いざ、箱を開け袋に入った味噌を香ってみると「これは、ほんとに、石井味噌だ」と噛み締めるように言っていました。

 これまで、オベリン保育園で作った味噌や八丁味噌など、様々な味噌の違いを楽しめるようボトルに入れ視覚や嗅覚で味噌を感じていたからこそ、しみじみと念願の石井味噌に感動していたのかもしれません。



「大豆を育てるにはどうしたらいいの」


  この日は、幼児クラスの子どもたちが、毎年お世話になっている大豆農家の”大豆のおじさん”とオンライン(zoom)で交流しました。

 テーマは『大豆のおじさんってどんなことをしているの?』です。‘‘どのような大豆を育てているのか‘‘ ‘‘大豆のおじさんのお店ではどんなことしてるのか‘‘などを質問しました。



 「津久井在来大豆は甘い大豆なんだよ」「お店の中を紹介するね、おじさんの大豆はイオンでも売っているんだよ」など大豆のおじさんの話に子どもたちは夢中でした。



 

 子どもたちからの質問コーナーでは、勇気を出して様々な質問をしていました。

 その中で「大豆を育てるにはどうしたらいいの?」という質問が。その質問はおそらく、芽が出てすぐに葉が虫に食べられてしまったことが忘れられないのではないか思います。


   おじさんからは、「葉っぱが食べられすぎると大変だけど、大豆は丈夫だから大丈夫、共に生きよう!」と驚きの答えでした。つづけて「虫が来るってことは美味しい大豆ってことだ。さやができはじめたら、カメムシに気をつけてね。もし現れたら割り箸で取るといいよ」と教えてくれました。

 子どもたちは、大豆のおじさんが言うならそうか!と納得していました。


次回のご報告は、「おじさんの言った通りだ」です。

 

                        YMCAオベリン保育園 廣山