2020年12月1日火曜日

干し柿づくり

【YMCAオベリン保育園】 食育活動(干し柿づくり)のご報告

 オベリン保育園の園庭には柿の木があり、秋になるとたくさん実ります。

例年はお昼ご飯のくだものとして楽しんできましたが、今年は干し柿を作ってみることにしました。
干し柿作りの先生は、いつも遊んでいる保育者です。先生は毎年お家で干し柿作りをしている大ベテランです。


干し柿は渋い柿を、美味しく食べられるようにしたものです。園庭の柿は甘柿なので、熟れる前の硬くて少し渋いものを収穫して作ることにしました。

 

柿が食べたくて口をもぐもぐする子や、皮がむける様子・剥けた皮をじっと観察する子も。




皮を剥いた柿はみんなが通るテラスで干すことにしました。

一週間すると外側が乾燥して少し小さくなっていました。

「小さくなってるね」 「少し固いね」と観察していました。

完成まであと1~2週間出来上がりが楽しみです。


 

☆干し柿の作り方

 ① 渋柿、熱湯、焼酎、紐、はさみを用意する。

② 柿の枝をTの字に残して切る。

③ 葉の部分をはさみで切り取る。(虫が入っている場合もあるので、確認する)

④ 枝を避けながら皮を剥く。

⑤ 枝に紐を結びつける。

⑥ 熱湯、焼酎にそれぞれ浸す(10秒程度、消毒のため)

⑦ 風当り、日当たりが良いところへ干す。(雨や鳥に注意する)

⑧ 干して一週間後、軽くもむ。(中のたねを外しやすくする、熟成を早める)

⑨ さらに1~2週間干し完成


YMCAオベリン保育園 佐藤