2023年6月2日金曜日

バケツ稲活動開始!!

 バケツ稲活動のご報告】

 5月の中旬、バケツ稲の活動を土作りから始めました。水と土を混ぜ合わせ、田植えをした時に苗が土にしっかりと植えられピンッと支えられるようにする、農業用語で「代かき」という作業をみんなで行いました。全身泥んこになりながら楽しんで行う姿が印象的でした。





 

 代かきを終えた土にすぐに苗を植えることは出来ません。その後、数日間土が落ち着くのを待ちます。そして待ちに待った田植え。保育園のお米を納品してくださる米農家の山田さんのご協力で、「こしひかり」「あきたこまち」「月あかり」「ミルキークイーン」「いのちの壱」「黒米」の6つの品種の苗をいただきました。苗の時にすでに紫がかっている黒米、米粒が大きいいのちの壱は苗が太い、といった見比べると微妙に違うことに気が付きます。

                  

 

 田植え中は、私も!僕も!と楽しんでいました。苗に触れ、この葉っぱがごはんになるの???と不思議そうな子ども達の様子が印象的でした。

          

          

 

 普段の生活の中にお米作りを身近に感じて欲しかったので、バケツ稲はいつも遊んでいる園庭にあります。この夏はみんなでバケツ稲のお世話します。子ども達と一緒に苗が生長してく様子を観察し、その一瞬一瞬に感動したり喜び合ったりしながらお米作りの醍醐味と作ることの大変さ、食べ物への感謝の気持ちなども感じてもらえると嬉しいです。今は短く弱弱しい苗ですが、夏の陽射しをたっぷりと浴びて秋には黄金色の穂を立派に実らせてくれるはずです。

YMCAオベリン保育園 荒川