【ピンクシャツデー活動報告】
YMCAではピンクシャツデー運動の取り組みを大切にしています。
この運動は、ピンクのシャツを着ていた男子学生がいじめにあい、それを見ていた学生がピンクのシャツを着て登校した事で、非暴力でいじめを止めた出来事が始まりです。
乳児では、「誰もが好きな色を選べること」「それを伝え合えることが仲良しということではないか」とテーマ決め、取り組みました。
ピンク、黄色、紫など6色ほどの中から好きな色を選びます。
「この色にしようかな」
「じゃーん!」
見ているだけでニコニコになりますね。
互いに完成したTシャツを見せ合って喜んでいました。「みんななかよく」という思いが伝わったような気がしました。
幼児では「成長により意見がぶつかることも増え、互いの嫌な所ばかり目についてはいないか?」と最近の日常を振り返りました。そして、だれしも悪い所ばかりではないということを伝えたいと考え、日々の中で『友だちのだいすき探し』を継続して行っていきました。
「お隣の友だちの好きな所はね~…」と文字にしたり絵にしたり。
折り紙でピンクのシャツを折りました。
「だいすき」って言うのも聞くのも嬉しい(^^♪
玄関にもピンクシャツデーコーナーを設置すると沢山の方が参加してくれました。
素敵な言葉が並んでいました。
そして当日は、誕生会の出し物で、ピンクシャツデー始まりのお話しを人形劇で保育者が演じました。
ピンクの小物を持っていなかったワニのごんたくんに
折り紙で折ったピンクの腕輪をプレゼント。
ピンクシャツデーは「いじめ反対運動」です。それぞれがアクションを起こすきっかけになればと思います。この話はどこの国のことなのか?どんな取り組みがあるのか?調べてみると沢山の情報とそこに対する人々の思いに触れることが出来ます。
そんな思いに触れることがアクションの第一歩かもしれません。
探してみると意外とこういった絵本も見つかり、大人でもほっこりする内容だったりします。
少し難しい内容ですが、大きくなったとき時に「小さいころ聞いたかもしれない」と思い出してほしいと思います。また、そんな芽をまくような活動を保育園で行っていけたらと思っています。子どもたちも沢山考えていってほしいのです。
少しでも互いに笑顔で過ごせる時間が増えていくことを願います。
オベリン保育園 荒井